平成28年4月3日 神弓祭

今年の4月第一日曜日である4月3日の午後2時より神弓祭(しんきゅうさい)が執り行われました。

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弓執神事を行うべく境内に莚(むしろ)が敷かれ、的(まと)や鏑矢(かぶらや)が宮座の上座座員により準備されました。

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はじめに御本殿に宮座座員と各地区の総代が参列し祭典が執り行われます。宮座の上座座員は素襖(すおう)、下座座員は裃(かみしも)を着装し神事に臨みます。
祭典の最後に本年弓執りを行う者に宮司より神前から下げた神矢が手渡されます。

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石段の下に場所を移し、コの字型に座した参列者に御神酒と膾(なます)が配されます。

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弓を射る昨年上座に上がった座員と今年上座に上がる座員が、手を清めそれぞれ拝礼を行い、弓執り神事が始まります。

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3月から先輩の指導を受け繰り返し稽古が行われ来た古式作法に則り、二人が同調した動作を進め、弓執り神事を行います。

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古来より弓矢は神聖で霊的威力を持つものとして信じられ、その力で邪気を祓ったり、農作物の収穫の吉凶を占う事を目的に、弓矢を射る神事が行われてきました。
矢は、各人二本ずつ、三度にわたり放たれます。厳かな空気のなか儀式は進み、矢が放たれる瞬間には、張り詰めた緊張感が広がります。

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矢がすべて放たれた後、二本の矢を手に持った状態で、砂山の横に置かれた鏑矢(かぶらや)を取る、古式作法に沿った動作が行われ、弓執りの神事が無事納められました。

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最後に宮座の最高責任者である督殿(こどの)の交代の儀式である、御神扉の「鍵渡し」が執り行われます。
現督殿が神前から御神扉の鍵を運び新督殿に渡し、新督殿はそれを扇子で受けて、再び神前に運び督殿の交代となります。
心配された雨も皆の想いで降らず、全ての神事が滞りなく目出度く納められました。