平成23年5月5日 氏子祭(神幸祭)午後

5月5日、八大神社の年に一度の大祭が、多くの皆さんの力によって盛大に執り行われました。
以下、午後の祭事の模様をお伝えいたします。
※各写真画像は、クリックすると大きく表示されます。



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午後12時半より、上一乗寺集会所にて、祭礼のはじまりの儀式である奉幣式が執り行われます。
宮座の上座座員ならびに、宮司、上一乗寺総代、下一乗寺・住宅自治会の代表者、区民会会長が参列し、式場内に順番に着座しています。
式典では、鉾差し二名が作法に則って、御神酒とおこしを参列者に配します。そしてその間、宮座の下座による、奉幣太鼓・鉦(かね)の奉納が執り行われます。始めは緩く徐々に合間をつめて速くなり、鉦・太鼓が調子を合わせて連打されます。宮座の下座の皆さんは、本年度は年間を通して数回、また祭礼前の4月下旬からは連日、熱心に稽古され、その成果を見事に発揮され、力強く息の合ったすばらしい鉦と太鼓が奉納されました。


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奉幣式の後、神事列書が読み上げられて神幸列が整えられ、祭礼の参加者が順次神社に向かい、上一乗寺の大祭が開始されます。
神社には、剣鉾を立てる櫓(やぐら)に見送りの吹き散りが上げられています。先頭の社旗に続いて、三基の剣鉾が神社で境内で順番に見事に差された後に出発し、順次巡行がはじまります。五色の紙で造られたサンヨレ箒(ほうき)を持った、踊子の男の子(小学1年生)も、元気に出発します。


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踊子に続き、綺麗な衣装に冠を付け、薄っすらとお化粧をした稚児の女の子(小学1年生)も、慣れない格好に戸惑いながらも、楽しく出発します。行列はその後、子供の太鼓・鉦、子供神輿、奉幣係などと続き、最後に大人の御神輿が勇ましく担ぎ上げられ、境内を何度か往復した後、坂を下り、鳥居をくぐり、勇壮に出発します。


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神幸列では、たくさんの小学生の子供達が活躍します。PTA地域委員の皆さんを中心とした大人達が、しっかりとフォローし、子供達は、子供剣鉾、鉦、太鼓、子供神輿など、そのぞれの役割に分かれ、一生懸命そして楽しく元気にお祭りに参加します。


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神幸列の先頭を、京都市無形民俗文化財の指定を受ける八大神社の剣鉾差しが、勇壮に巡行します。剣鉾は、京都の御霊信仰・天王信仰系統の神社に多く分布する特殊な祭具であり、剣鉾差しには、御神輿の通る順路の悪霊を祓い鎮めるという意味があります。
一番鉾「菊鉾」、二番鉾「龍(りょう)鉾」、三番鉾「柏鉾」、それぞれの剣鉾に、3名もしくは4名の剣鉾差しの皆さんがつき、道中で差し手を交代しながら進みます。


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比叡山を望む一乗寺の街道を、剣鉾が進む様子は大変素晴らしく、多くの見物の方々が写真を撮影されます。
年間を通して技術を磨かれている剣鉾差しの皆さんは、洗練された技で、鉾の棹の芯を立て、剣(まねき)を前後に振り、鈴(りん)を左右に八の字型に振り棹に押し当て、冴えた高く美しい音を発しながら道中を進みます。


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上一乗寺の二基の御神輿が、一乗寺の街道を南に進みます。
子供神輿は、たくさんの小学生の子供達によって、一生懸命担がれ、また台車に乗せ引っ張られ、大人神輿よりも広い地域を廻る、長い距離の巡行路を進みます。子供神輿奉賛会の大人の皆さんは、子供達の安全を第一に、楽しく賑やかな子供神輿の巡行を取り仕切ります。
そして、大人神輿奉賛会を中心とした、屈強な大人達に担がれた伝統の八角の大人神輿が、勇ましく比叡山を望む巡行路を行きます。



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一方、午前中から巡行していた下一乗寺地区の神幸列ならびに御神輿は、午後1時半から執り行われる御旅所で還幸祭を経て、神社に還御します。
御神輿は下り松の一ノ鳥居を通り、厳しい上り坂を最後の力を振り絞り、神社境内まで担がれます。男神輿は境内でも二度三度激しく担ぎ動かされ、力強く高らかに差し上げられます。


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多くの皆さんのご協力で、無事巡行が執り行われた、男神輿、女神輿、子供神輿の三基の下一乗寺の御神輿が、午後2時半頃に御本殿の前に安置されます。そして、御神体を御本殿にお戻しする神事が、総代、各役員、代表者が参列のもと、宮座師匠によって執り行われ、めでたく滞りなく下一乗寺の大祭が納められました。



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下一乗寺地区に続き、一乗寺住宅自治会の大人神輿が、午後3時頃神社に還ります。御神体が宮座の大師匠によって、御本殿に戻され、午前中から皆さんが力を合わせて、長時間・長距離に渡って執り行われた住宅自治会の祭礼が、立派にお納められました。



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北薬師堂、下り松、南薬師堂、一ノ鳥居、藪里釈迦堂、など上一乗寺の各所を巡行した、上一乗寺の神幸列と御神輿が午後5時前に、神社に還ります。
三本の剣鉾は、最後も見事な技で境内を差され、大祭を納めます。お祭りに参加した沢山の子供達も、大きな事故無く元気に神社に戻ってきてくれました。


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宮座下座の奉幣太鼓、鉦の奉納は、奉幣式本番以外に、北薬師堂、南薬師堂、下り松一ノ鳥居でも執り行われ、各所で見物の皆さんから、大きな拍手を頂きます。また、宮座下座の奉幣係は、道中の要所要所で大人神輿が激しく担ぎ動かされる際に、鉦と太鼓を連打するなど、大祭を大いに盛り上げる役割をはたします。
そして、日が傾き夕暮れ時に近づいた神社境内に、大人神輿が最後に還ります。


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大人神輿奉賛会の役員の取り仕切りのもと、数多くの担ぎ手の皆さんが力を合わせ巡行した大人神輿は、最後に神社境内でも勇ましく担ぎ動かされ、御本殿の前に安置されます。そして最後に、宮司により御神体が御本殿に戻され、全ての祭事が無事めでたくお納めされました。