平成15年2月6日 京都新聞

記事030206京都新聞2003(平成15年)2月6日掲載記事 転載

一乗寺に参上 二刀流「武蔵」
ゆかりの神社 観光客ドキッ


剣豪宮本武蔵ゆかりの八大神社(京都市左京区一乗寺)が、武蔵のふん装をした住民や氏子のボランティアを登場させ、観光客らを楽しませている。武蔵役になる人も「病みつきになりそう」と喜んでおり、「武蔵」志願者がさらに増えそうな人気ぶりだ。

八大神社は、吉川英治の小説「宮本武蔵」で、武蔵が一乗下り松の決闘の際に立ち寄った、とされる。神社が、地域の活性化などを狙って「1日武蔵」を昨年末から募ったところ、会社員や高校生など住民や氏子計6人が次々名乗りを上げた。

週末、観光客が神社に来ると、はかま姿に二刀流の「武蔵」が社務所から飛び出し、驚かせるという趣向。今月1日に武蔵役を務めた、上京区の会社員加藤政克さん(31)は「最初は恥ずかしいが、慣れると楽しい」と記念撮影に応じていた。テレビの大河ドラマ放映が1月から始まり、今後も人気はますます高まりそう。

写真=一乗寺下り松に観光客を案内する武蔵ボランティア(左京区一乗寺)