八大神社剣鉾と京都の関わり

八大神社の剣鉾は、古い歴史と伝統の技法を今に残している「鉾差し」によって神輿の先駆けとして巡行します。その姿は、京都市内の神社では数少なく貴重な存在です。古い歴史と昔の姿そのままの技法を今に伝承している剣鉾と鉾差しは、八大神社の大きな名誉とするところです。

昭和61年(1986年)
京都市文化財保護課より推薦を受けて、京都市社会教育総合センターで開催された「京都の祭 剣鉾展」に一基が展示され、広く京都市民に鑑賞していただく栄に浴しました。また、同センター前にて剣鉾差しが実演され、京都新聞に報道されました。

昭和63年(1988年)
京都市の伝統芸能にも指定され、京都会館第一ホールの舞台で、剣鉾差し・宮座の奉幣式の鉦と太鼓が実演されました。二巡目の第43回国民体育大会が西京極グランドで開催された時、京都国体を奉祝し飾るものとされました。剣鉾三基が祭の服装に威儀を正して、宮座の奏する鉦・太鼓と共に大空に届けとばかりに剣鉾が差されました。広いグランドを歩み、観覧する京都府民を始め全国の方々より大きな拍手喝采をいただきました。

なお、第43回国民体育大会に協力参加について、京都府知事より八大神社氏子会に対して感謝状をいただきました。また、第24回全国身障者スポーツ大会に参加についても、京都府知事・京都市長より八大神社に対して感謝状をいただきました。

京都国体の後、 子ども用剣鉾五基が京都市文化財保護課より贈られました。今に残す昔の鉾差しの技法を讃え、後世に受け継がれることを願って贈られたものです。さっそく鉾差しの方々はPTA地域委員会にお願いして、6年生男児を対象にした鉾差しの養成に乗り出し、毎年、祭礼前から練習を行っています。

剣鉾登録証書一乗寺八大神社剣鉾保存会は、京都市教育委員会より京都市文化財登録証書が贈られています。登録証書は八大神社に掲額保存されています。