宮座

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宮座【みやざ】
・神社や共同体の氏子集団が中心となって神事や祭祀を行うもの。
・中世以来、畿内に多く見られた。
【淡交社『京都大事典』より編集】
・氏子によって構成され、祭祀を行う組織。
【『広辞苑』より編集】

▽そのほか参考

氏子【うじこ】
産土神が守ってくれる地に住む人。
【『広辞苑』より編集】     

産土神【うぶすながみ】
生まれた土地の守り神。近世以後、「氏神」「鎮守の神」と同義になる。
【『広辞苑』より編集】
     
氏神【うじがみ】
住む土地の鎮守の神。
【『広辞苑』より編集】

鎮守の神【ちんじゅのかみ】
土地などを鎮護する神。
【『広辞苑』より編集】

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宮座の構成
八大神社の宮座には、上座(かみざ)・下座(しもざ)があります。上座・下座それぞれに16名ずつ、合計32名で構成されています。

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宮座の呼称
古参者から順に、次のように呼称されています。
「上座の一番上」「上座の二番上」〜「上座の十六番上」
「下座の一番上」「下座の二番上」〜「下座の十六番上」

督殿 【こどの】
上座の一番上 は、督殿 と呼称されます。督殿は、宮座の最高責任者です。

準列 【じゅんれつ】
上座の二番上 は、準列 と呼称されます。

御供師 【ごくし】
上座の三番上、上座の四番上、は 御供師 と呼称されます。

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八大神社の宮座のあらまし
「宮座」という組織は、現在も畿内の多くの神社で伝承されているようです。この中でも、八大神社の宮座は、昔は神社の神事執行のみでなく村の運営にも深く関わっていたと思われます。現在でも、八大神社の神事執行が円滑に行われるための、重要な組織です。

宮座員は、1年間務める期間中に種々の神事を行い、「督殿」「準列」「御供師」はさらに特別な神事を行います。また、上座・下座に分かれてそれぞれ分担を持ちながら32名の「宮座員」で継承・運営されている神社は数が少なく、現在では貴重な存在となっています。

今日に至るまでには、昔から引き継がれた伝統を尊重しつつ種々の改革も行われてきました。今後も多くの人に神事への参加を通じて八大神社宮座への理解を深めていただくとともに、、神を敬う心と誇りを育みながら後世に歴史と古き良き習慣や制度を伝承・継続していきたいと考えています。
   
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八大神社の宮座の歴史(八大神社古文書より)
昔、神社が創建されるときには、なんらかの形で祭祀を行う人々があったと思われます。この人々の集まりが「宮座」の始まりであろうと考えられます。

八大神社の歴史の中では、
  明治六年  「藪里牛頭天王社」を合祀
  明治七年  「舞楽寺八大天王社」を合祀
が行われました。これらの合祀以前は、「藪里牛頭天王社」「舞楽寺八大天王社」それぞれに、八大神社宮座のような集団があったと思われます。これらの合祀以降に統一された宮座ができて、今のようになりました。

現在の宮座は、
  大正一四年  督殿制の復元
  平成一四年  第八十八代目督殿
として今日まで引き継がれています。
   
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入座・退座
「入座」は、氏子会などの推薦で年長者から順に認められます。四月下旬に「入座式」が行われます。督殿を一年間務めて「退座」すると「師匠」と呼称されます。「師匠」は、一年間、宮座の後見を務めます。宮座には、いわゆる「OB会」に当たる「巴会」という組織もあります。